自律神経機能不全を伴う神経症(4)

パニック(恐慌性)障害(エピソ―ド [挿間] 性発作性不安)

 

 

自律神経機能不全:

(動悸・胸苦しさ・息苦しさ・発汗・吐き気・胃痛・腹痛・下痢・めまい・ふらつき・耳鳴り・赤面・瞼の痙攣・滑舌不良・手足のしびれ・手足の震え・全身のしびれ・頭痛・肩凝りなど様々な症状)

 

他の不安障害

パニック(恐慌性)障害(エピソ―ド [挿間] 性発作性不安)

 

■発症する状況
自律神経機能不全症状が発症する状況が特定出来ずに、予想できない状況でも反復性に突発的に自然発症するという特殊な症例です。予想できない状況でも、いつ症状が発症するかわからないというのは患者さまには却って、常に不安・緊張・恐怖にさらされていることになり、常に苦痛をともなっているという状態と思われます。
この状態からは何とか脱し、自身から克服できる治療が必要と思われます。
  

■発症する症状
□自律神経機能不全症状
動悸・胸苦しさ・息苦しさ・発汗・吐き気・胃痛・腹痛・下痢・めまい・ふらつき・耳鳴り・赤面・瞼の痙攣・滑舌不良・手足のしびれ・手足の震え・全身のしびれ・頭痛・肩凝りなど様々な症状

□精神状態に関する症状
気が遠くなり、頭がくらくらする感じ・物事に現実味が無い感じ(現実感喪失)、あるいは自分自身が遠く離れて「現実にここに居る感じがしない」(離人症)。
自制が出来なくなる。気が狂いそうだ。あるいは気を失うという恐れ。

死ぬのではないかという恐怖感。

 

■治療法およびお薬について
基本的には、お話とお薬の治療を行ないながら、患者さま自身から、ご自身は病気では無く“これからは、少しずつ積極的に行動して行ければいいんですよね!?”とサラリと次に来る機会を待ちます。しかし、お話だけでは、理解されても直ぐには精神的不安・緊張・恐怖を克服するのはとても困難と思われます。数カ月でお薬の補助をされなくても自信を持って、会話や食事や旅行などを楽しめるようになりますよ。その機会を楽しみに受け入れられるように患者さま自身の“心のこだわり・不安・緊張・恐怖”から発症する自律神経機能不全への負の連鎖を断ち切りましょう!!。
当院での、お薬は抗うつ剤(SSRI・SNRI)とは異なり、不安・緊張・恐怖を和らげ、もちろん副作用や依存性が少なく離脱し易く、数カ月で終了する予定で処方しております。
自律神経のバランスを整えるほんの少量のお薬と併用しますと自律神経機能不全症状の動悸・胸苦しさ・息苦しさ・発汗・吐き気・胃痛・腹痛・下痢・めまい・ふらつき・耳鳴り・赤面・瞼の痙攣・滑舌不良・手足のしびれ・手足の震え・全身のしびれ・頭痛・肩凝りなどに非常に効果的です。

川崎メンタルクリニック